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【中小企業の黒字化経営塾】#20.毎日忙しく働く経営者の方へ①現場から「忙しい」と言われたらあぶない理由

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※本コラムはPodcastチャンネル「中小企業の黒字化経営塾」の要約したものになります。
 音声コンテンツもあわせてご視聴いただくとより内容が理解しやすいかと思いますので、
 ぜひこちらもよろしくお願いいたします。

▷Podcastはこちら

▽YouTube版

今回は、現場からの「忙しい」という声について深掘りします。

ビジネスにおける大きな課題で現場からの「忙しい」の声で
新規事業が進められないという相談が多く寄せられます。

特に利益が上がっていない会社ほど
陥りやすい傾向にあります。

新規事業を進められないということは会社にとって
ビジネスチャンスを失うリスクになります。



既存事業における問題点

経営者は現場の「忙しい」という声の正体が何なのか
把握できていないことが多いです。

利益が出ている状況での「忙しい」は大丈夫。

しかし利益に繋がらない状況での「忙しい」は
既存事業においても危ない状態と言えます。

その理由は3つ。
それぞれ解説していきます。


①重要業務が対応不足になる

売り上げに直結するような
重要度の高い業務は仕事内容全体の一部です。

しかし、重要度が低い業務で忙しいと
重要度が高い業務に時間が割けずビジネスチャンスを逃してしまうリスクがあります。

業務に優先順位をつけて、
利益につながる重要度の高い業務に時間を割きましょう。


②社内外でミスが起こりやすくなる

忙しい状況だと業務の確認がおろそかになってしまいます。

確認不足でチームや外部との
連携が円滑にできずミスが起きやすくなります。

それにより顧客信頼度が下がり
会社にも大きな損失が発生する恐れがあります。

確認作業は確実にするようにルール決めするとよいでしょう。


③チームバランスが崩壊する

個人で担う作業量が多くなると
担当者の属人的な業務の進め方になってしまいます。

特定の人しか業務の進め方がわからない状態になると
チーム全体でのバランスが取りづらくなり全体に支障をきたします。

チーム全体で業務量を管理することで
バランスを調整しましょう。


まとめ

利益が目標に届いていないのに現場から「忙しい」の声が多発したら
会社にとって非常ベルが鳴っている状態だと思ってください。

忙しいを解決することは大変ですが
その問題を放置せずに向き合うことが大切です。

向き合う方法として
忙しい原因の分析方法を次回ご紹介します。