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【中小企業の黒字化経営塾】#19.ビジネスマン必読のベストセラーで『数値化の鬼』になれ!?

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※本コラムはPodcastチャンネル「中小企業の黒字化経営塾」の要約したものになります。
 音声コンテンツもあわせてご視聴いただくとより内容が理解しやすいかと思いますので、
 ぜひこちらもよろしくお願いいたします。

▷Podcastはこちら

▽YouTube版

今回も株式会社識学の大賀さんのご登場です!

昨年100万部を超えたベストセラー
『リーダーの仮面』
『数値化の鬼』
『とにかく仕組み化』の3部作。

前回は『リーダーの仮面』について解説していただきましたが
今回は『数値化の鬼』をテーマに解説していただきました!

今回も組織マネジメントに長けた識学だからこそ
お伝えできる内容となっています!



数値化する目的

数値化する取り組みをしているところは多いと思いますが……

ルールと同じで「目的意識」と「どこへ向かうのか」
明確にならないと上司と部下の認識のズレが生まれます。

数値化する目的は2つ!

・上司と部下の認識のズレを生まないようにするため
・行動量を最大化するため


「行動量を最大化する」とは?

営業職で、業績を上げるとなると、
上司に「量より質だ」と言って質の向上を目指す社員が多いです。

でも、そもそも量を抑えている状態ではいい結果が生まれない……
上司が認識している問題と現場が認識している問題がズレているのです。

真の変数、本当に変えるべきポイントはどこなのか
明確にしてしっかりと数字を上げていくためにも行動量の最大化が大事!


「真の変数」とは?

上手くいっていない経営者の方には
たくさんの数字を部下に追わせて、部下は迷うという状況が見られます。

優れた経営者の方は、本当に追うべき数字を絞り込んで部下を集中させます。

この数字が「真の変数」

真の変数を知って、集中力を最大化させていくことによって
能力にあるない関係なく売り上げを上げていくことが可能になります。
真の変数を見つけ出すためには行動量が必要です!



行動量を最大化するためにやるべきこと

行動量が必要な理由を部下に理解させることです。

まずゴール設定を共有すること。
売り上げ目標、会社がどこに向かって進んでいるのか。
ゴールが明確だと今何をやるべきなのかが見えてきます。

チームが目指す方向と個人がズレていたら意味がありません。
目標を明確にするため上司も部下も共通認識できる数値が必要!


全員に結果を出してもらうため数値を極めるためのポイント

最終的なゴールは「真の変数」を見つけて結果を出していくことですが
その手前のポイントとして以下2点
  • 行動量を最大化していくためにそれを阻害する要因を排除すること
  • その上で確率を上げていくこと 

量が担保できてから質という流れが大事!



数字の確率を上げるためにはどうしたらいいですか?

最終的に質を上げることが結果につながりますが……

例えば野球だと、
100打席で打率3割の人と10打席で打率が5割の人
どちらが有用だと思いますか。

100打席で3割の人は約30本のヒットの経験がある。
10打席で5割の人は5本のヒットの経験がある。

もちろん経験の多い人が選ばれます。
経験値の違いが人の成長に関わるのです。

まずは量!
打席に多く立ち経験を増やし3割打てる人になること!
ここが積み重なっていく中でどんどん質が上がっていきます!


まとめ

最後に車の整備会社の事例をご紹介。

まず接客、予約を管理し行動量を担保。
その上で課題を終えたとき取りこぼしがあることに気づきました。

そして、車検のお客様には必ず
オプションのご案内をルール化することによって受注が増えて
お客様の単価も上がりました!

数値化した後にルールするということも大事ですね!
大賀さん2週連続でありがとうございました!