【中小企業の黒字化経営塾】#21.毎日忙しく働く経営者の方へ② 「忙しい」を深堀りすると分かる2つの要因
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※本コラムはPodcastチャンネル「中小企業の黒字化経営塾」の要約したものになります。
音声コンテンツもあわせてご視聴いただくとより内容が理解しやすいかと思いますので、
ぜひこちらもよろしくお願いいたします。
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今回は前回からの続きです。
前回「忙しい」という言葉の魔力をお伝えしました。
新規事業を検討したいけれど、現場から「忙しい」の声が多く
前に進めない経営者さんの相談をよく耳にします。
新規事業をやろうと準備を進めていたのに、
現場から猛反対を受けて断念する事例が多く起きています。
「忙しい」は非常ベル
利益がたくさん出ている中で忙しいのはOK。
ただ利益が目標に届いていないにも関わらず、
現場から「忙しい」の声が多発した場合は会社にとって非常ベルです。
経営者さん自身も把握できていないことが多いです。
今回は忙しい原因を分析する方法をお話したいと考えています!
忙しい原因は2つに分類
忙しい原因は2つに分類されます。
- 外的要因
- 内的要因
それぞれ解決策が異なるため、
まずはどちらの原因なのか把握することが不可欠。
次に外的要因と内的要因について詳しく見ていきましょう。
外的要因と解決策
会社全体やチームで解決しなければならないこと。
①業務分担ができていない
マネジメントの方が日頃から業務量のコントロールを行い、分担表を作る。
②過密スケジュール
タスクを書き出して優先順位をつけ、グループ全体でスケジュールを調整する。
③人材不足
①②を整えることで労働環境が良くなり、離職の減少に繋がります!
内的要因と解決策
問題解消の手助けをするために上司から教育が必要な場合もある。
①効率化できていない
その人がやっている作業の中で
無駄がないか1度確認し、それを取り除いてあげる。
②先延ばしにしてしまう
重要度の高いものほど先に取りかかる。
大きいタスクは分解して少しずつ進める。
③集中力が続かない
例えば1時間だけ電話やメールもなしの集中タイムを作り、休憩もしっかり取る。
最後に
内的要因は個人の成長に繋がることです。
忙しいだけで片付けず、
向き合っていただけるといいなと考えております。
社員が自分で解決できないところは上司が手助けをしましょう。
すでに実践している方もいらっしゃると思います。
是非その方法を教えていただけると嬉しいです!